病床使用率20%以下に

 大分県と大分市は21日、2312人に対してPCR等検査を行い、14市2町と県外の10際未満から80歳以上の男女383人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
 感染状況を示す「ステージ」は、全体では依然として「3」だが、病床使用率が18・5%となり、約3カ月ぶりに20%を下回り、「ステージ2」のレベルに下がった。
 一方で、県内で開催されたスポーツ大会や中津市内の高齢者施設、大分市内の高齢者施設、宇佐市内の学校でクラスターが確認され、関係者の検査を進めている。
 年代別の感染者数は、10代81人、20代75人、30代68人、40代51人、10歳未満47人、50代と60代各23人、70代11人、80歳以上4人。経路別では、不明138人、家族131人、職場29人、大会19人、学校、施設、知人各14人、会食12人、県外10人、医療機関2人となっている。
 別府市の感染者数は、56人。年代別では、20代71人、10代16人、30代7人、10歳未満6人、40代4人、50代と60代各1人。経路別は、不明31人、家族13人、学校4人、施設、職場、知人各2人、会食、大会各1人。
 別府市以外の市町等の感染者数は、大分市200人、日田市21人、杵築市と日出町各13人、宇佐市と中津市各12人、豊後大野市10人、豊後高田市8人、佐伯市7人、津久見市と玖珠町各6人、由布市と県外各5人、臼杵市と竹田市各4人、国東市1人だった。