大分県と大分市は23、24日に、14市3町と県外の10歳未満から80歳以上の男女754人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。23日は386人、24日は368人で、いずれも前の週の同じ曜日よりも増加した。県内の感染者数は、増加傾向と減少傾向を繰り返している。
23日に県内で療養中の80歳以上1人が亡くなり、県内の死者は149人となった。クラスターは、23日は▽大分市内の学校2校▽中津市内の学校▽日田市内の医療機関▽佐伯市内の会食。24日には▽玖珠町内の学校▽大分市内の高齢者施設▽宇佐市内の事業所で確認されており、関係者の検査を進めている。
2日間の年代別は、10代183人、10歳未満116人、40代108人、30代103人、20代101人、50代52人、80歳以上35人、70代29人、60代27人。経路別では、家族263人、不明249人、学校83人、施設41人、知人35人、職場34人、医療機関17人、県外15人、大会10人、会食9人となっている。
別府市の感染者数は、23日69人、24日71人。年代別では、10代37人、20代33人、10歳未満21人、40代15人、30代11人、60代8人、70代6人、50代5人、80歳以上4人。経路別では、不明56人、家族48人、学校17人、知人11人、施設と職場各3人、会食2人。
別府市以外の市町等の2日間の感染者数は、大分市376人、日田市50人、中津市31人、佐伯市22人、由布市18人、玖珠町16人、日出町14人、津久見市と豊後大野市各13人、宇佐市12人、臼杵市、杵築市、県外各10人、九重町7人、竹田市6人、豊後高田市5人、国東市1人だった。