高円宮賜杯第42回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント大分県大会別府支部予選が9、10、16、23日に市営野口原ソフトボールB球場及び野口原軟式A球場で行われた。
試合はAパートとBパートに分かれて、14チームが出場してトーナメント方式で行われた。Aパートの決勝戦は吉弘野球スポーツ少年団と浜脇少年野球部の対戦になった。吉弘は1回裏、2番の木崎選手がヒットで出塁すると、盗塁で2塁に進み、3番の木村選手のヒットで1点を先制。4回には、ヒットと四球で2死満塁とすると、3番の木村選手の3塁打を放ち走者一掃で3点を追加。浜脇は、得点圏まで走者を進めるものの、吉弘の木村、木崎の両投手に後続を断たれ、得点できず。4ー0で吉弘が5年ぶり8回目の優勝を決め、14回目の代表となった。
Bパートの決勝は、亀川中央スポーツ少年団と別府大平山少年野球部が対戦。亀川中央が1回表に4番の高橋(司)選手のヒットで1点を先制。しかし、その裏に大平山が連続四球で満塁とすると、亀川中央の守備の乱れなどで3点を入れて逆転したものの、その後は得点できず。一方、亀川中央は3回に1点、4回には5番の小田選手が本塁打を放ち同点とすると、7番の廣岡選手がヒットでさらに1点を追加して逆転に成功。そのまま、4ー3で亀川中央が初優勝で、初めての代表の座を手に入れた。
第3代表決定戦では、浜脇と大平山が対戦し、浜脇が2回表にヒットで走者をためると、8番の井選手がスクイズを決めて1点を先制。3回裏に大平山が1点を返して同点になると、4回に浜脇がさらに1点を入れて逆転。大平山も6回にさらに1点を追加して再び同点に追いつくシーソーゲームに。8回に浜脇が2点を入れて逆転。大平山も1点を返したがあと一歩及ばす。4ー3で浜脇が初めての県大会代表となった。各チームのメンバーは次のとおり(敬称略)。
【吉弘野球スポーツ少年団】▽代表=安部雅浩▽監督=丸田史明▽コーチ=阿部悠平、河野巨樹▽選手=阿部芭琉(主将)、髙見瑛太朗、木崎琥太郎、木村航生、宮野凌空、村井新太郎、坂田皐、田中健斗、河野碧、阿部朔久、谷口颯汰、能住幸詩朗、藤原聖士、曽我綾斗、山田陽翔、兒玉亘、首藤宗柔
【亀川中央スポーツ少年団】▽代表=安森亮二▽監督=後藤隆之▽コーチ=岩尾隆士、高橋良輔▽選手=小川侑(主将)、高橋優斗、廣岡頼士、青木歩陸、小田隆一、都留淳志、高橋司、吉田悠晟、安森翔亮、岩尾侑雅、奥村正太郎、和田晃征、奥村慶治郎
【浜脇少年野球部】▽代表=市原伸一▽監督=後藤次郎▽コーチ、小西一靖、荒金定男▽選手=大濱千翔(主将)、甲斐友藍、山本翔陽、佐藤奏、熊谷敬、井大翔、荒金治朋、田嶋悠斗、秦一央利、渡邉吟、三澤慧都、渡邉珀、尾野颯大、釘宮颯大、久保蓮音、佐藤凛、後藤葵斗、小西永馬、佐々木壮