子ども読書応援「ぶっくる」研修会

リズム遊びなどで楽しく研修をした藤田さん

 別府市子ども読書活動応援ボランティアネットワークの会「ぶっくる」はこのほど、研修会を市美術館で行った。約30人が出席。
 講師は、藤田浩子さんで、テーマは「おはなしで遊ぼう」。藤田さんは米国でも日本語の昔話を聞かせる活動をするなど、活躍している。はじめに、紙風船を空気を吹きこまずに手でたたきながら膨らませる遊びでウォーミングアップ。米国で聞いたという「おさると帽子売り」では、1個も帽子が売れなかった帽子売りがうたた寝をしている間にサルが帽子を盗んでしまう。帽子売りが怒ってもサルは真似をするばかり。帽子売りがかぶっていた帽子を地面に叩きつけると、サルたちも帽子を下に投げて取り返すことができたという物語。会場では、帽子を買う人、買わない人、サルの役割分担をして、藤田さんの語りに沿って演技をするなど「参加型」で研修が進んだ。
 他にもリズム遊び、「あんたがたどこさ」を使った遊びなど、様々な考えたユニークなおはなし遊びを体感。楽しみながら、藤田さんの話術を学んだ。