第108回別府八湯温泉まつりの最終日として別府駅前通りイベントが1日正午から、行われた。
「ふれあい踊り」では、別府市民謡連合会の「別府音頭」「温泉おどり」「ヤッチキ」に合わせて、別府商工会議所女性会など6団体約160人が踊った。ふれあい踊りは、休憩をはさんで前後半に分かれており、後半はウクライナから別府市に避難してきた家族も参加した。
湯けむり総パレードの前に、長野恭紘別府市長兼別府市観光協会長が「ここで会うのは、3年ぶり。声が出せない分、拍手や体で表現して、思い思いの第108回別府八湯温泉まつりを楽しんで下さい」とあいさつ。
続いて、権藤和雄実行委員長が「別府八湯の温泉の恵みに感謝して、ただいまより第108回別府八湯温泉まつり湯けむり総パレードを開幕します」と声高々に宣言してパレードが開始した。
パレードは、大分県立別府翔青高校吹奏楽部のマーチング、岩屋毅衆議院銀ら来賓、八湯代表、ミス別府、別府市議会、別府市部課長会、APUエイサー団いちゃりば、別商同窓会「あかね会」、BEST OF MISS大分、陸上自衛隊第41普通科連隊音楽隊、別府ロータリークラブ、波止場神社で町を元気にする会の七福神、新型コロナウイルスの感染前までは神輿を担いでいた「本音會」、「市連合青年団睦會」、「別府商工会議所青年部郷神會」など17団体約300人が参加した。
駅前通り会場のステージに主催者や来賓などが上がり、本音會の今村武史會長が木遣り3本締めの発声をした。
湯ぶっかけまつり(午後2時から)の前に、ステージで前日の海門寺公園会場で行うはずだったミス別府退任式が行われた。
今回退任した納戸ひかるさんが「3年前からミス別府をやらせていただき、行事などイベントは少なかったのですが、皆さんと関わることが出来てすごく楽しかったです」、佐藤里穂子さんは「2019年度のミス別府となりました。新型コロナウイルスの関係でなかなかイベントが無く、皆さんの前でお話する機会がなかったのですが、きょう、楽しい思い出を作りたいと思います」とあいさつした。
その後、湯ぶっかけまつりを開始し、別府駅前通会青年部、陸上自衛隊別府駐屯地曹友会など11団体約250人が参加し、八湯の湯が浴びせられた。歩道にいた来場者にも湯がかけられ、びしょ濡れになる人が多かった。