ウクライナから3人が別府へ

別府市内のホテルに入ってくつろぐ避難民=別府市提供

 別府市は5日夜、ウクライナからの避難民1世帯3人を受け入れた。20代と60代の男女。
 3人はドネツクから第3国を経由して来日。NPO法人ビューティフル・ワールドの手配で北九州空港から別府市内のホテルに入った。一行は、目的地についた安心感からか明るい表情だったという。
 別府市防災局の白石修三局長らが出迎え、白石局長が「ようこそ別府へ、本日は遠路はるばるお越しくださり、大変お疲れ様です。どうぞごゆっくりお過ごしください」とあいさつ。
 避難民からは「少し疲れましたが、日本の皆さんはすごく優しくて感動した。初めてこんなにやさしい人に逢いました。感謝の気持ちはいっぱいあって一生忘れない。飛行機の中からみんな優しく、ウクライナからだとわかると励ましてくれました。早く日本語を覚えて、日本語で感謝の気持ちを伝えたいです」話した。
 一行は6日に簡易健康チェック、8日にPCR検査を受ける予定で、その後、住民手続きを行い、市内の市営住宅に入居することになっている。