ウクライナからの3世帯7人受入

別府市内のホテルに入るウクライナからの避難民=別府市提供

 ロシアの侵攻から逃れたウクライナからの避難民が1日、別府市に到着した。3世帯7人が別府市入りした。10代から40代の男性2人、女性5人。
 首都キーウ、ヘルソン、オデッサからそれぞれ第3国を経由して日本に入り、北九州空港に到着。NPO法人ビューティフル・ワールドの小野ヤーナさん、一馬さん夫婦が運転する車で別府市内のホテルに入った。
 別府市によると、一行は、目的地に着いた安心感からか、明るい表情だったという。
 別府市防災局の白石修三局長らが出迎えた。避難民からは「別府市は自然がいっぱいで素敵なリゾート地のようで、クリミア半島に似ていて、大変キレイな町。今のウクライナから見たら、別世界です。違う世界に来たみたい。皆さん大変優しく、私たちを受け入れてくれて、大変ありがとうございます」と話した。
 2日は職員による簡易健康チェック(体調、病歴、内服等)を行う。数日間ホテルで過ごし市営住宅に入居する予定になっている。ウクライナからの避難民の受けれは、5日も行うという。