別府市は6日、直近1週間(4月29日~5月5日)の市内の新型コロナウイルスの感染状況を大分県の発表をもとにまとめた。
1週間の感染者数は、258人で、前週と比べて115人減った。減少傾向にはあるものの、依然としてクラスターが発生するなど、予断を許さない状況は続いている。
年代別でみると、10代51人、20代48人、30代42人、10歳未満35人と30代以下で全体の68%を占めている。次いで、40代32人、50代14人、60代と80歳以上各13人、70代10人となっている。
感染経路別では、「不明」が全体の41・9%で108人。家族84人、知人20人、職場14人、施設12人、会食7人、学校と県外各5人、医療機関3人。
1月5日からの累計では、4959人の感染が確認されている。うち、1885人が感染経路が分かっていない。
今後も、夏休み、お盆、シルバーウイークと連休が続き、人の動きが活発化することが予想されるため、マスク着用、手指の消毒、定期的な換気、マスク会食など基本的な予防対策を心がけるように呼びかけている。