第4回JA共済杯学童軟式野球大会兼第44回全国スポーツ少年団学童軟式野球交流会の別府支部予選が4月17、30日、5月1、7日に別府市営野口原ソフトボールB球場で開催された。別府市軟式野球連盟主催。
14チームが出場し、A、Bパートに分かれてトーナメント方式で試合を行い、それぞれ代表を決定。各パートの2位チームで第3代表決定戦を行った。
Aパートの決勝戦は境川少年野球部と浜脇少年野球部が対戦。浜脇が1回表、2死ながら四球で出塁した甲斐選手が盗塁と投手のワイルドピッチの間に生還して1点を先制。2回にも四球で出塁した走者を内野エラーとスクイズで1点を入れた。対する境川は2回裏、ヒットで出塁した平岡選手が盗塁を決めると、6番の上野選手が2塁打を放ち、1点を返すと、4回に1死満塁とすると、押し出し死球で1点、9番の永松選手の内野ゴロの間にさらに1点を入れて逆転に成功。その後、後藤(大)投手が抑えて、3ー2でリードを守り抜いて8年ぶり5回目の優勝。7回目の代表となった。
Bパートは、吉弘野球スポーツ少年団と別府鶴見小マリンズが決勝戦を行った。5回までは吉弘の木村投手と宮野投手、鶴見の成井投手により投手戦が続き、両チームとも得点できず。6回表に、吉弘がヒットと四球でチャンスを掴むと、4番の村井選手のヒットで1点を先制。その後、打者一巡の猛攻でこの回に一挙6点を入れた。投げては、3番手として登板した木崎投手が鶴見打線を抑えて得点を許さず、6ー0で吉弘が昨年に続いて13回目の優勝を飾った。代表は12回目。
続いて、鶴見と浜脇で第3代表の座を争った。浜脇は1回表、1番の秦選手がヒットで出塁すると、手堅くバントで送りチャンスをつくり、5番の山本選手の内野ゴロの間に1人が生還して1点を先制した。4回には甲斐選手の本塁打で2点を追加した。しかし、鶴見が6回裏に1死満塁のチャンスを掴むと、7番の原田選手のヒットで1点、ワイルドピッチの間にさらに1点、8番の三浦選手のヒットで同点に追いつくと、内野の乱れの間に原田選手が生還し、4ー3でサヨナラ勝ちをおさめた。鶴見は4年ぶり8回目の代表を獲得した。
代表に選ばれた3チームは7月に竹田市の竹田丸福スタジアムなどで開催される大会に別府市代表として出場する。各チームのメンバーは次のとおり(敬称略)。
【境川少年野球部】▽代表=後藤寛和▽監督=手嶋康蔵▽コーチ=津福哲児、菅雄輝▽選手=後藤大翔(主将)、後藤幸晴、青木太樹、大友晏寿、手嶋康大、平岡凌太、宮本錬、青野輝、森山弦太朗、永弘樹、志手蓮音、上野栞永、筒井晴十郎、野﨑成央、貞山海翔、小石蔵真、菅大翼、津福郁斗、後藤悠翔、工藤翔太
【吉弘野球スポーツ少年団】▽代表=安部雅浩▽監督=丸田史明▽コーチ=阿部悠平、河野巨樹▽選手=阿部芭琉(主将)、髙見瑛太朗、木崎琥太郎、木村航生、宮野凌空、村井新太郎、坂田皐、田中健斗、河野碧、阿部朔久、谷口颯汰、能住幸詩朗、藤原聖士、曽我綾斗、山田陽翔、兒玉亘、首藤宗柔、河野湊
【別府鶴見小マリンズ】▽代表=福田康介▽監督=亀島功吉▽コーチ=三浦康治、田吹拓寿▽選手=河野颯太(主将)、久志佳大、伊藤太陽、宇都清志郎、原田大希、田吹來唯斗、福田悠太、三浦理一、神鳥皇海、成井夢聖、藤原徹平、小川晄生、河野紫苑、高尾竜平、百﨑琉貴、汐月瑠哉、長篠匠真、小川琥響、酒井健豊、田吹凜紗