参院選比例代表に立候補

「東九州の活性化を」と窪田哲也氏

 今夏の参院選比例代表に公明党公認で立候補予定の新人、窪田哲也(くぼた・てつや)氏(56)が9日、堀本博行別府市議(同党大分県本部副代表)、穴井宏二市議とともに今日新聞社を訪問した。
 自民党との間で相互推薦することが決まり8日、公明党本部が自民党の新人、古庄玄知氏を、自民党県連は窪田氏をそれぞれ推薦した。
 窪田氏は愛媛県出身。明治大学法学部を卒業後、公明新聞に入社。沖縄勤務が長く、基地問題や離島振興の取材に奔走した。米国軍人の父とアジア人の母の間に生まれた子ども「アメラジアン」問題にかかわり、学校建設と卒業証書交付に結びついたことが、いい思い出。
 3つのビジョンを作成し①地方を元気に(観光需要を高める取り組みを強化▽奨学金の返還支援を充実)②防災・減災(災害ボランティア人材の育成・確保)③平和の創出(核兵器禁止条約批准への環境整備)――をあげる。九州・沖縄を地盤に立候補するため、特に「東九州の活性化に力を入れたい」と話す。