包丁で父親を切りつける

 別府警察署は13日午前3時57分、春木の無職、杉下英理子容疑者(31)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。
 調べによると、午前3時20分ごろ、容疑者宅で殺意をもって、包丁で市内の無職男性(68)の頭部や首を切りつけた。頭部切創などのけがを負わせたが、殺害の目的を遂げなかった疑い。
 娘と同居する母親が午前3時24分、「娘がナイフを持って暴れている」と110番通報。警察官が駆けつけたところ、男性が血を流しており、娘が包丁を持っていた。
 男性は容疑者の父親。救急車で市内の病院に搬送され、命に別状はない。
 切りつけたことは認めているが、殺意は否認している。