別府市が1人5万円支給の補正予算を専決

 別府市は19日、低所得の子育て世帯の生活を支援するための特別給付金を支給するため、1億9600万円の補正予算を市長専決処分とした。
 国のコロナ禍における「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」の決定を受けて、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で支給されるもので、財源は、100%国庫。
 支給額は児童1人あたり5万円。対象となるのは、低所得のひとり親世帯で令和4年4月分の児童扶養手当の受給者1797人、直近で収入が減少した世帯106人、その他低所得の子育て世帯で、令和4年度分の住民税均等割りが非課税または直近で収入が減少した子育て世帯1838人。児童扶養手当を受給している人は申請は不要だが、それ以外は申請が必要となる。
 申請不要者の場合は、6月9日に支給される。