別府市は令和４年度自治委員総会を３０日午前１０時、市公会堂で開催した。
長野恭紘別府市長が永年勤続と退任する自治委員に感謝状などを手渡した。退任自治委員を代表して、石垣東２丁目の井上隆喜さんが「住民と別府市の間に立ち、市政へ協力をしてきました。苦労をしたこともありましたが、住民と共に汗を長した楽しい思い出も多くありました。思わぬコロナ禍で、イベントなどが出来ずに至極残念です。今後は、１市民として、別府市と自治会の発展に努めていきます」とお礼を述べた。永年勤続は３人、退任は２７人。
長野市長は「皆さんには、昼夜をわかたず地域活動に尽力していただいています。別府市では、中規模多機能自治に取り組んでいます。今はまだ町や小学校単位でいろんなことが出来ていると思いますが、地域の力を落とさないことがもっとも大事。対等なパートナーとして、共に力を合わせて頑張っていきたい」とあいさつ。
塩地奎三郎市自治委員会長が「新型コロナの影響で、地域活動も制約を余技なくされています。しかし『自分たちの町は自分たちでつくる』機運を高め、共通の課題解決に市と協力して取り組んでいきたい」と述べた。
来賓の小野正明別府市議会副議長（議長代理）と小林一成別府警察署長が祝辞を述べた。
引き続き、自治委員で構成する別府市自治委員会の総会も行われ、令和３年度の事業・決算・監査報告、令和４年度の事業計画案・予算案について審議、承認した。また、役員改選も行われ、塩地会長が退任。新たに、大平順治氏（竹の内）が会長に就任。副会長に平石栄二氏（中島町）と幸勝美氏（石垣東１丁目）、監事に清家政人氏（山家）と梅木政喜氏（亀川四の湯町１区）が選任された。表彰された永年勤続と退任自治委員は次のとおり（敬称略）。
【永年勤続自治委員】中山慶一郎（南的ケ浜町）荒金英世（照波園町）後藤正行（堀田）
【退任自治委員】井上隆喜（石垣東２丁目）山田京児（北浜３丁目）中川星二（北的ケ浜町）池田美代子（田の湯町）兼子隆正（光町３区）國實久夫（浜町１区）衛藤信幸（南町）永吉弘明（浜脇１丁目１区）矢野重義（浜脇１丁目２区）行嶋幸雄（両郡橋）山本國雄（田の口）大野雅之（鳥越）園上鎮雄（石垣西４丁目）井上直利（石垣東８丁目）大塚道子（上人南）永松寿治（平田町）磯部武嗣（国立第一）鮫島新男（国立第二）加藤健一（小坂）吉野賢治（大所）松岡サナヱ（井田）是永保孝（明礬）山西敏晴（扇山）佐藤哲朗（観海寺）熊野秀之（南立石板地町）荒金日出夫（南立石本町）八川元春（東山１区）