別府市青少年育成市民会議が総会

青少年の健全育成のための活動について話し合った

 別府市青少年育成市民会議(上村松治会長)は6日午前10時、市役所で令和4年度の総会を開いた。
 上村会長会長が「会則の改正も行ったので、よろしくお願いします。コロナ禍で、各地区での活動が縮小されていましたが、段々と元に戻ってきています。引きこもりがちな子どもたちが地域の行事に参加できるように、今後ともよろしくお願いします」。
 寺岡教育長(市長代理)は「家族での地域のつながり希薄になる中、子どもが安心して暮らせる社会をつくることは大人の責務。地域の子どもは地域でしっかり守り、育てることを合言葉に、人間性豊かな子どもの育成にご協力お願いします」とそれぞれあいさつ。
 来賓の市原隆生市議会議長と小林一成別府警察署長が祝辞を述べた。
 引き続き議事に入り、会則の一部改正、令和3年度事業・決算・監査報告、令和4年度事業計画案・予算案について審議、承認した。会則の変更では、これまで17地区から4人ずつ68人が参加していた運営委員会委員を各地区代表1人の17人に縮小。コロナ禍で総会などが開けなかったことから、緊急時の対応を運営委員会や書面で総会に代えることなどを追加した。
 令和4年度は「地域の子どもは地域で守り育てよう」をスローガンに、▽交流活動や体験活動の推進▽「家庭の日」定着運動、「大人が変われば子どもも変わる」運動の推進▽非行・被害防止と有害環境対策の推進ーを重点項目に掲げて活動を行う。役員改選も行われ、上村会長が再任された。新しい役員は次のとおり(敬称略)。
 ▽会長=上村松治(浜脇)▽副会長=荒金良一(鶴見)彌田和行(石垣)▽監事=村上光男(大平山)釘宮正博(北)