別府史談会が鉄輪界隈を探訪

25人が参加した鉄輪の史跡探訪

 別府史談会(友永植会長)は「市内史跡探訪」を5月29日、鉄輪界隈で行い、25人が参加した。
 大谷光瑞縁(ゆかり)の大谷公園を出発し、ガイドの安波照夫鉄輪観光交流センター長の軽妙でユーモアのある話術に導かれて▽谷の湯(谷にある温泉場)を見学▽ひょうたん温泉の「夢竹」を見学。夢竹で源泉温度97度の温泉が60数度まで温度を下げることが出来る▽鉄輪銀座通りは、かつて年間140万人で貸間が56軒(現在17軒)あり、大変賑わったと説明▽柳屋を見学―など鉄輪の14カ所を巡り、大谷公園に帰着した。
 また、会員の徳田建司さんより一遍上人の遊行地図と、温泉閣主人の河野忠之さん(会員)より鉄輪俳句湯けむり散歩などの資料提供を受けた。