任期満了に伴う第26回参議院議員通常選挙が22日、公示された。
ロシアのウクライナ侵攻による原油高などの国際状況の変化に伴う安全保障問題や、新型コロナウイルス感染症による疲弊した経済の建て直しなど、課題は山積している。岸田政権の8カ月間の政権運営に国民の審判が下る。
今回の選挙では、参議院の半数の選挙区74、比例代表50の計124議席が改選となる。
大分選挙区(改選数1)には、正午現在で届け出順に小手川裕市候補(55)=無所属、新=、古庄玄知候補(64)=自民党、新=、二宮大造候補(51)=NHK党、新=、山下魁候補(45)=共産党、新=、足立信也候補(65)=国民民主党、現=、重松雄子候補(63)=政治団体「参政党」、新=が立候補を届け出た。
4選を目指す足立候補に新人の古庄候補が挑む6年前と同じ構図に。そこに、今回は野党共闘ではなく、単独候補となった山下候補、国民に毎月10万円を配る「ベーシックインカム」導入を提案する二宮候補、食の安全を訴える重松候補、脱原発を呼びかけてきた小手川候補が加わり、過去最多の6人が1議席を争う激戦区となった。
23日から別府市役所で期日前投票
参議院議員選挙の期日前投票が23日から、県内各地で行われる。
別府市では23日から7月9日の午前8時30分から午後8時に市役所1階レセプションホール。7月2日から9日の午前10時から午後7時まで、トキハ別府店1階特設会場(センターモール)で行う。期間中は、毎日実施する。
選挙人名簿登録者は9万5千人
別府市選挙管理委員会は21日現在の選挙人名簿登録者数について、男性4万3078人、女性5万2541人の計9万5619人と発表した。
6月1日に発表した時よりも、75人増えている。