第22回アルゲリッチ音楽祭の「大分県出身若手演奏家コンサート」を25日午後2時、ビーコンプラザ・フィルハーモニアホールで開催し、388人が会場で演奏を聴いた。
当日の公演は、大雨と悪天候にかかわらず、約400人が来場した。大分県にゆかりのある11組15人の若手演奏家たちがはつらつとした演奏を届けた。
昨年は公演日直前に急遽決まった開催中止に残念な思いがあった分、同日に晴れの舞台を迎えられた喜びに包まれた。
会場内には、ビオラ、ピアノ、バイオリンの旋律やソプラノの歌声が響き、来場者はその音色や歌声に酔いしれ、一曲終わるごとに大きな拍手が贈られた。
演奏、歌声を披露した若手演奏家は、次のとおり。(敬称略、順不同)
▽ピアノ=高橋依杏、田中海香、田北麻帆、五十嵐薫子、前野涼子、田中捺実、藤田凜太郎、川本大記、益田美音、山根陽一▽バイオリン=倉田りの、濱田理誉▽ソプラノ=清水野の花、牧ひなた▽ビオラ=衛藤理子