豊の国千年ロマン観光圏が総会

対面とオンラインで行われた総会

 一般社団法人豊の国千年ロマン観光圏(会長、松川幸路別府市観光・産業部長)は21日午後2時、日出町の大分県日出総合庁舎で令和4年度の定時総会を開いた。参加者は、対面とオンラインで出席。
 豊の国千年ロマン観光圏は、大分県北部エリアの別府市、中津市、豊後高田市、杵築市、宇佐市、国東市、日出町、姫島村の8市町村で地域間の連携を深めながら、広域ならではの地域資源を活かした観光地域づくりを行っている。
 議事では、令和3年度事業・決算・監査報告、令和4年度事業計画案・予算案について審議、承認した。令和4年度も「千年の記憶がひもとく知られざる日本~千年ロマン時空の旅~」をブランドコンセプトとして、8市町村全体で実施する「観光圏事業」や、「市町村連携事業」、「受託事業」旅行業2種免許等を活用した「収益拡大事業」を推進する。
 観光圏事業では、滞在コンテンツの造成、合同プロモーションなどのマーケティング、観光品質認証、情報発信などを行う。市町村連携事業では、新たな旅のスタイルに対応したコンテンツ流通整備、新アクティビティを活用したコンテンツ造成、訪日外国人誘客を推進する。受託事業では、アドベンチャーツーリズム推進、別府から国東半島への誘客、国東半島世界農業遺産事業。収益拡大事業では、公式サイトでの物販の他、造成した滞在コンテンツの販売、広域ガイド手配などを行う。