日本競輪選手会大分支部所属の大塚健一郎選手(44)がデビューから通算400勝を達成し、6月25日午前10時半過ぎ、ホームである別府競輪場で報告会を行った。
大塚選手は、杵築市出身で、1999年にデビュー。23年目で通算1548出走、優勝は65回で、平成22年には競輪界最高級班であるS級S班に在籍した。4月19日に開催された、青森競輪GⅢ第5レースで勝利し、400勝となった。
雨が降る中、バンクに登場した大塚選手に、観客から「おめでとう!」「これからも頑張って!」と大きな声援が贈られた。安東英博支部長から花束をわたされた大塚選手は「これからもたかみを目指して、頑張ります」と力強くあいさつをした。
引き続き、新人選手として第121期の▽一丸尚伍選手(30)=福岡県北九州市出身。日出暘谷高校(現在の日出総合高校)から法政大学卒▽甲斐俊祐選手(24)=別府市出身。別府商業高校(現在の別府翔青高校)から明治大学卒▽高橋優斗選手(25)=杵築市出身。日出総合高校から中央大学卒▽長松大祐選手(24)=大分市出身。別府商業高校から鹿屋体育大学卒。第122期で大分県出身初のガールズケイリン選手の安東莉奈選手(21)=宇佐市出身。日出総合高校卒ーの5人が紹介され、高橋選手を除く4人が出席して「九州を代表するような選手になりたい」「沢山の人に応援してもらえるような強い選手になりたい」など、それぞれ抱負を延べ、観客からは拍手が送られた。