大分県と大分市は9、10日に14市3町と県外の10歳未満から80歳以上の男女1309人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。9日は641人、10日は668人で1日の新規感染者数は3日連続で過去最多を更新した。また、人口10万人あたりの新規感染者数やクラスター件数も過去最多となっている。
9日、県内で療養中の60代1人が亡くなり、県内の死者は167人になった。クラスターは、9日は▽県内の地域スポーツクラブ▽豊後高田市内の医療機関▽大分市内の幼児教育・保育施設▽豊後高田市内の事業所▽由布市内の福祉施設▽中津市内の医療機関。10日は▽別府市内の消防署▽大分市内の高齢者施設4施設▽宇佐市内の医療機関▽佐伯市の学校▽臼杵市内の学校▽布市内の高齢者施設▽豊後高田市の学校▽大分市内の医療機関で確認され、関係者の検査を進めている。
2日間の感染者の年代別では、30代97人、10歳未満92人、10代89人、40代88人、20代79人、50代71人、80歳以上57人、60代50人、70代45人。経路別では、家族255人、不明148人、施設83人、職場51人、医療機関49人、学校39人、県外20人、知人13人、会食10人となっている。
別府市の感染者数は、9日は70人、10日は52人。2日間の感染者の年代別でみると、20代26人、10代21人、30代16人、40代と50代各12人、60代11人、10歳未満10人、70代9人、80歳以上5人。
別府市以外の市町等の2日間の感染者数は、大分市585人、宇佐市116人、中津市99人、豊後高田市96人、日田市79人、臼杵市32人、由布市30人、日出町24人、竹田市22人、佐伯市21人、豊後大野市と県外各18人、杵築市15人、国東市12人、玖珠町10人、津久見市8人、九重町2人だった。