別府市、B―bizLINKと別府市観光協会は「観光地域づくり講演会」を29日午後1時30分、ビーコンプラザ国際会議場で開催、約80人が出席した。
講師は、JTIC・SWISS(スイス・ツェルマット日本語インフォメーションセンター)代表の山田桂一郎さん。テーマは「儲かる別府を創造する~観光で収益を上げるには~」。
はじめに、長野恭紘別府市長が「新型コロナ第7波に突入している今、私たちは6回の荒波をくぐり抜けてきました。6回の経験を踏まえた上で、戦いながら協同していくこと、観光を止めることがないようにしていきましょう」とあいさつ。
続いて、山田さんが講演した。
地域活性化の5段階として①知名度UP、話題性UP②客数増加③売上増加④所得増加⑤地域内経済循環拡大―を挙げた。⑤まで来ないと意味がないという。
「地域と地域企業が今後とも続いていくための道は『地消地産』。これは“地”元で“消”費するものは極力“地”元“産”に。売上の中で地元に残って回る部分を1%でも増やす。地域内経済循環を拡大して、地元資本の決裁権限を取り戻しましょう」と説明した。
講演終了後、質疑応答が行われた。