八幡朝見神社は「夏越献灯祭併せて新型コロナウイルス感染症鎮静祈願祭」を1日午後3時、同所で斎行した。
神日出男宮司、佐藤秀男・三光建設会長ら関係者が出席する中、神職が神事を執り行った。祝詞が奏上され、神宮司が玉串奉てんした。その後、神職が境内に飾られている献灯約750灯の大祓いを行った。
夏越献灯祭終了後、築50年以上経過した温泉神社神輿蔵を佐藤会長が奉仕で改修し7月中旬に完成したため、同日に奉納奉告祭を斎行した。神宮司、佐藤会長、温泉まつりで温泉神社神輿を担ぐ白鳳会6人が出席した。
祝詞を奏上し、清め払いを行った後、神宮司、佐藤会長らが玉串奉てんを行った。
献灯期間は15日までで、期間中は夜間に点灯する。ただし、台風などで期間が短縮する可能性はある。
神宮司は「3年ぶりの献灯祭ができた。しかし、神賑をして別府を盛り上げたい。早くコロナが収束して、元の日本の姿に戻ってもらいたい」と話した。
温泉神社神輿蔵を奉納した佐藤会長は「県外の人が別府の氏神様を見たいと言って来たとき、目にするであろう神輿蔵なので、新しくしたいと思った。先代宮司と当社の先代社長からの縁があり、少しでも朝見神社に恩返しが出来たと思います」とニッコリ。