別府市対策本部が対策強化呼びかけ

 別府市新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・長野恭紘別府市長)は5日、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中で、市民に対して、感染予防対策の強化を呼びかけている。
 長野市長は「本市をみると、7月26日以降、200人を上回る新規感染者が10日間の間に6日確認され、8月3日には261人と過去最高の新規陽性者が確認されました。大きな危機感をもち、社会活動への重大な影響が生じることを危惧しています。いますべき大事なことは、一人ひとりが感染対策を強化し、この状況を一旦落ち着つかせることです」とコメント。
 日常生活の中で▽一人ひとりの「基本的な感染対策」の実行=マスクの着用、換気の徹底、手洗い、手指消毒の励行、密の回避、人と人との距離の確保。不要不急の外出は避け、やむを得ず、外出する場合は、熱中症に十分注意し、人混みや人が多い時間を避ける▽接種を希望する人のワクチンの接種▽無症状で不安のある人は検査を受ける=旧山の手中学校に設置した市PCR検査センターで検査を。午前10時から午後7時で、受付終了は午後6時半。予約不要、無料。
 対策本部では「一人ひとりの感染対策の強化によって、大切な家族・友人・一緒に仕事をする人・一緒に学ぶ人を感染から守るように、ご理解ご協力を切にお願いいたします」と呼びかけている。