B&G財団が救助艇など寄贈

大型救助艇やSUPボードなどが贈られた

 公益財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団(前田康吉会長、東京都)=B&G財団=は10日午前11時、別府市の北浜ヨットハーバーでB&G別府海洋クラブに大型救助艇、船外機、SUPボード10艇、総額350万円を配備した。
 別府クラブは、同財団がクラブの運営評価で特に優れたクラブを認定する「特A評価」を17年連続で獲得する、国内クラブで一番評価の高いクラブ。運営評価は、活動人数や活動日数、他団体との交流、地元自治体との連携などで評価される。ジュニアヨット競技の選手育成や海洋思想の普及、親子で楽しむ海洋レクリエーションなどを通じて、青少年の健全育成等に努めている。世界で活躍する選手を輩出しており、東京2020オリンピックセーリング競技に出場した岡田奎樹選手も別府クラブのOB。
 岩屋毅大分県セーリング連盟会長(衆議院議員)が「別府に救助艇やSUPなどを配備していただき、県の連盟としても感謝します。コロナ禍の影響もありますが、感染予防をしながら世の中を動かしていく時期だと思います。大切に活用してもらい、活動が活発になることを期待しています」とあいさつ。
 来賓の長野恭紘別府市長は「これまでも防災機器など様々な配備をしていただいています。ヨットハーバーと町の中心部がこんなに近い環境にあるのは、別府だけとよく言われます。豊かな環境を有効に活用していきたい」と述べた。
 主催者の菅原悟志B&G財団理事長が「プールや海洋センターなど、全国に465カ所の施設があり、274の海洋クラブがあります。すべてを支援することは難しく、一生懸命活動していたり、自治体の理解が得られて活動をしているかなどを基準にしています。別府は38年前から濱本さんが取り組んでくれており、全国トップレベルのクラブです。機材を活用して、もっと海に親しんでもらいたい」とあいさつをし、濱本徹夫別府クラブ代表に目録を贈呈した。濱本代表が「救助艇は古くなっていて、配備していただき、安全かつ楽しく活動するためには必要不可欠なもので喜んでいます。SUPは海開きでも体験会をするなどしており、マリンスポーツの入口として幅広く利用してもらえるようにしていきたい」と話した。
 クラブを代表して、田口湊大さん(13)が「練習するためには、レスキューボートが必要です。感謝の気持ちでいっぱいです。クラブの中には、全日本選手権やオリンピックを目指している選手がいます。お互い、自分の目標に向かって厳しい夏の暑さや冬の寒さも乗り越えて頑張ってきました。これからも練習に励んでいきます」とお礼を述べた。