南部ひとまもり・まちまもり協議会(清家政人会長)はこのほど、学校部会(荒金茂部会長)を立ち上げて別府市立南小学校のグラウンドに防災倉庫を設置し、学校と連携して防災や災害発生時の迅速な対応に取り組む。
学校と地域との連携はこれまでも積極的に行われてきたが、協議会として6月に学校部会を発足させ、協議会を中心に学校と連携を深めていく。学校は災害発生時には避難所になることが多いため、まずは防災について協力をすることにした。
倉庫には、協議会などが購入した車椅子、ワンタッチテント、誘導用の旗、座布団などが準備されている。協議会と学校の双方で管理を行う。
荒金部会長は「学校やPTAの協力がないと進められない。地域ボランティアや青少年健全育成協議会、地区社会福祉協議会など様々な団体などを巻き込んで作り上げていきたい。1つ1つですが、学校と協力してやっていきたい」。藤田一樹南小学校長は「防災面など、心強い。協力してやっていければ」と話した。
今後は、防災だけではなく、継続性のある、地域と子供の関わりをつくっていきたい考え。