別府市政100周年記念実行委員会

具体的なコンセプトなどについて協議した

 別府市政100周年記念事業実行委員会の第2回が9日午後1時半、市役所で開催された。
 式典部会の部会長に西原真太郎別府商工会議所事務局長、副部会長に市民委員の藤原友子さん。広報・イベント部会長に阿部博光別府大学教授、副部会長に下城崇英別府溝部学園短期大学教授がそれぞれ選任された。
 記念事業の基本的な考え方について、全体のプロデュースを委託されたベップ・プロジェクトから説明があった。実施期間は、プレ事業が令和5年7月29日から令和6年3月31日まで、記念事業期間は令和6年4月1日から令和7年3月31日までの間。4月に式典を予定している。
 市民、企業、団体が主体的に参画して祝う。これまでのあゆみや功績を見つめ直し、郷土に対する愛と誇りを深化させる機会とする。新たな価値や持続可能な別府の魅力を創出し、国内外に発信する。伝統的な行事・催し、地域に密着した芸術文化活動(アート)などをキーワードにコンセプトを組み立てる。「アート」は、市民に何をもたらし、どのように価値向上に寄与するか定義し、独自色の強いコンセプトを組み立てる。
 今後はVI(ロゴマークやキャッチフレーズ等)を公募し、機運醸成を図る。ポスター、チラシ、のぼり、ステッカーなどで広報活動を展開することなどを確認した。
 委員からは「市民としっかり共有することが大切」「今後の100年をつくる若者が主人公になって前に出れるものも考えてほしい」などの意見が出た。