元気に前向きに長寿

家族に囲まれて長寿を祝った須田さん

 此本ヒデ子さんが16日、須田トキ子さんが17日にそれぞれ100歳を迎えた。
 此本さんは日出町出身で、定年まで税務署に勤め、現在はケアホーム偕楽園に入居している。趣味はカラオケで、「丘を越えて」などをよく歌っていたという。車椅子生活だが、100歳を迎えられたことを喜んでいる。長寿の秘訣は「あまりクヨクヨせず、前向きになること」。
 須田さんは山口県小野田市出身で、結婚後は専業主婦をしており、6年ほど前まで兄と暮らしていたが、入院をきっかけに別府市に住む次女の真由美さん(62)と同居。現在は、特別養護老人ホーム和幸苑に入居している。子ども6人、孫7人、ひ孫11人に恵まれた。長寿の秘訣は「元気に動くことや、バランスよく食事をとること」だという。
 此本さんと須田さんには、別府市から表彰状とお祝い金などが贈られた。別府市内の100歳以上は、102人(女性91人、男性11人)となった。