楠銀天街検討委員会立ち上げ

検討委員会を立ち上げ、楠銀天街を含めた町づくりについて意見交換をした

 南部ひとまもり・まちまもり協議会(清家政人会長)は23日午前9時半、第1回楠銀天街検討委員会をサザンクロスで開いた。商店街は老朽化したアーケードが危険な状況にあり、撤去費用や今後のまちづくりについてなどの課題を話し合った。委員長に吉田隆市自治委員会南地区支部長を選任した。
 別府市によると、商店街は永石通りから流川通りまでの全長約350㍍。道路は市道だが、アーケードは商店街の所有。昭和初期からある商店街で、最盛期は100店舗以上が営業をしていた。現在は、空き地や空き店舗、住宅が増えて、13店舗ほどになっている。また、沿道の建物の老朽化も進んでいる。
 アーケードは昭和28年に設置され、当時は428㍍の日本一長いアーケードだった。リニューアルは、昭和40年代に行われたと思われる。楠銀天街協同組合を引き継いだ「くすぎん通り会」も、アーケードを適正に維持していくことが困難な状況。維持するにも撤去するにも多額の費用が想定される。クラウドファンディングを行うにしても、将来の町づくりのビジョンが必要となるため、今回は、将来像について意見交換を行った。
 委員は通り会や地元関係者、自治会関係者など14人で構成されている。会議は非公開で行われたが、終了後、吉田委員長が取材陣に応え「地域住民をはじめ関係者に了解をもらいながら、将来に向けた前向きな意見を出していきたい。私が子どもの頃は、多くの人がいて賑わっていた。商店街を通って、松原公園から南部地区に人が流れるようにしていければと思う。ひとまち協議会をつくったおかげで、取り組みを始めることが出来た。若い人の意見も聴き、みんなで町づくりのビジョンを作っていきたい」と話した。