3年ぶり大分県民スポーツ大会開催

「最後まで諦めず戦う」とゲートボール競技の行部さんが宣誓

 第75回大分県民スポーツ大会の速見郡選手団結団式が24日午後7時、日出町中央公民館で行われた。
 9月10日から12日までを主日程に、10市2町で43競技が行われる。大会スローガンは「湧きあがれ スポーツの力 久大の地より」。
 速見郡スポーツ協会(会長・本田博文町長)は、25競技に374人が出場する。本田町長から総監督の堀仁一郎町教育長に協会旗が授与された。本田町長が「豪雨や新型コロナで2大会中止となっていましたが、感染予防対策をしながら、3年ぶりに県体が開催されます。2年間、練習の成果を発揮する場がありませんでした。これまで培った力と技を存分に発揮して、前回を上回る順位を獲得し、活躍を祈っています」とあいさつ。
 来賓の三浦正臣県議が「日頃の練習の成果を発揮し、最後まで全力を尽くして下さい。大会を通じて、他の地区の人とも親睦を図って下さい」と激励。
 選手を代表して、行部勇さん(ゲートボール競技)が「選手一同は、コロナウイルスや熱中症に十分に注意をし、正々堂々、最後の最後のまで諦めることなく戦うことを誓います」と力強く選手宣誓を行った。
 総合開会式は、10日に日田市総合体育館で開催される。別府市でも、自転車(トラック)が9月3日、サッカーが3、4日、水泳が11日に実施される。