県立別府鶴見丘高校「鶴嶺祭」

書道部が思いを込めた言葉を書き上げて盛り上げた

 大分県立別府鶴見丘高校(阿南典久校長、714人)は30日午前8時半から、ビーコンプラザで令和4年度文化祭「鶴嶺祭」を開催した。「彩(カラフル)~みんなで塗り上げる宝のステージ~」をテーマに、3年ぶりに保護者を招いて行われた。
 テーマには、鶴高生1人ひとりが持つ個性溢れる色を塗り合わせて、彩りのある鶴嶺祭にしたいとの思いが込められている。サブタイトルの「宝」には、思い出に残るものや、大切なものなど沢山の意味があるが、それぞれの宝を連想してもらう。
 はじめに、阿南校長が「文化祭を開催できるか心配していましたが、皆さんがしっかり対策をして開催できました。1人ひとりの個性豊かでステキなカラーを持ち寄って、作り上げてほしい。高校生活の大切な1㌻にしてほしい。友情、達成感など色々なものが得られると思います。成功するように、力を合わせていきましょう」。
 小屋啓太生徒会長が「皆さんは、ただ1つしかないかけがえのない色を持っています。自分の色とみんなの色が混ざりあって、自分たちだけの青春という色が出来上がると思います。厳しい状況ですが、コロナを吹き飛ばす、最高のステージしていきましょう」とそれぞれあいさつをした。
 ステージでは、書道部が音楽に合わせてダイナミックを字を力強く書き上げ、オープニングを飾った。
 他にも、劇や筝曲部による演奏、有志によるバトントワリングm漫才、ダンス、歌、ピアノなど、日頃の練習の成果を披露し、全身で思いを表現した。
 31日は、展示発表などが非公開で行われる。