大分県と大分市は30日、4704人に対してPCR等検査を行い、全市町村と県外の10歳未満から80歳以上の男女1902人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日の新規感染者数は1週間連続で前週の数を下回った。
一方で、県内で療養中の90歳以上2人、60代1人が亡くなり、県内の死者は273人となった。クラスターは、▽由布市内の高齢者施設2カ所▽国東市内の幼児教育・保育施設▽国東市内の福祉施設▽中津市内の高齢者施設▽日出町内の医療機関▽日田市内の高齢者施設▽大分市内の医療機関で確認され、関係者の検査を進めている。
年代別では、40代291人、10歳未満279人、30代276人、10代209人、20代204人、50代214人、60代157人、80歳以上141人、70代131人。経路別では、不明1081人、家族555人、施設129人、職場50人、医療機関34人、知人28人、県外15人、学校8人、会食2人となっている。
別府市の感染者数は、163人。年代別でみると、50代26人、40代24人、20代と30代各22人、10代18人、10歳未満15人、80歳以上13人、60代12人、70代11人。
別府市以外の市町村等の感染者数は、大分市855人、中津市152人、宇佐市103人、日田市98人、佐伯市81人、由布市79人、豊後大野市67人、国東市56人、日出町53人、臼杵市42人、竹田市31人、杵築市27人、豊後高田市21人、玖珠町20人、津久見市と県外各19人、九重町12人、姫島村5人だった。