別府市少年消防クラブの研修会

クラブ員が放水を学んだ

 別府市防火委員会(安部美代子会長)主催の「令和4年度別府市少年消防クラブ研修」が8月24日午前9時、別府市消防本部で開催され、新別府少年消防クラブ2人、火売少年消防クラブ2人、両クラブ保護者3人の計7人が参加した。
 1階待機室では、はじめに此本康秀予防課長が「別府市防火委員会に加盟している『火売少年消防クラブ』『新別府少年消防クラブ』を対象に『防火・防災意識の向上を図る』ことを目的として、例年夏休みの時期に実施しています」とあいさつした。
 続いて、予防課員が「火事・地震のはなし」として、火災・津波・地震など災害発生時の注意事項などについて説明した。
 続いて、花火体験を実際に行った。花火をする際のルールとして▽花火を人や可燃物に向けない▽風の強いときは花火をしない▽消火バケツを用意する▽大人と一緒に遊ぶ▽点火するときや途中で火が消えたとき、のぞき込まない―の5点を挙げた。
 通信指令室の見学後、はしご車で地上20㍍の高さを体験。次に、放水、救助訓練を行った。その後、1階待機室で心肺蘇生法の救急講習を行った。
 研修にも参加した中村心花さん(10)=小学4年生=、拓人さん(7)=小学1年生=の姉弟は「はしご車は楽しかったけど、ちょっと怖かった。放水体験や救助訓練はすごかった」と話した。