サッカーと音楽のコラボ

ピアノの音に合わせて体を動かした

 日出町の地域総合型スポーツクラブ「ひまわりのたね」に所属しているサッカーチーム「foot union hiji」(フットユニオン日出、赤山千晶代表)は「サッカー&リトミックコラボイベント」を8月22日午後6時50分、日出小学校体育館で開催され、年中から小学4年生までの10人が参加した。
 講師は、リトミック研究センターリトミック講師の粟村美紀子さん。
 リトミックとは、音を聴き取る力やリズム感などの音楽的能力や表現力を養うだけでなく、想像力や創造性、注意力、集中力、思考力なども引き出そうとするもの。
 今回は、ボールと自分自身の距離感を図ることを目標に▽空間認知=どうしたら自分とボールとの距離感が測れるか▽ボディイメージ=人とぶつからないように体の向きを少し変えたり、物にぶつからないように避けて通ったりする場面があるそれは自分の身体の大きさを近いし無意識のうちにどうすれば距離感が掴め、当たらないかを理解している―をする。
 参加した園児や児童は、粟村さんのピアノの音に合わせて体を動かしたり、ボールを使った。
 児童は「楽しかった。またしたい」と話した。
 粟村さんは「リトミックでは『手と口の協応』という言葉を使います。手と足、目と手など2つ以上の身体の昨日を同時に使った動きをする活動。ボールを使った活動も協応活動の1つ。身体の使い方を覚えて、音楽に合わせながら見えない空間を捉える力、ボールを追視する力、集中力、判断力などを体験します」と話した。