別府市議会の予算決算特別委員会(荒金卓雄委員長)は15日午前10時、委員会を開いて上程中の令和3年度決算の表決を行った。
一般会計、国民健康保険事業特別会計、介護保険事業特別会計については反対があり、多数決で賛成多数。競輪事業、後期高齢者医療、地方卸売市場事業の各特別会計、水道事業会計、公共下水道事業については、全会一致で認定した。
長野恭紘別府市長が「指摘を受けました事項やご意見に対しましては、これからの予算編成や執行に当たり、各部長に十分に協議をするように指示していきます」とあいさつ。
荒金委員長は「令和3年度は、PCR検査センターの開設をはじめ、市独自のコロナ対策を第1弾から第4弾まで、機を逸することなく実施してきました。前年度を上回る回数の補正予算を編成し、その他の政策課題に対しても積極的かつ確実に対応してもらった。感染予防対策と社会経済活動の両立の市政運営が求められています。持続可能な財政運営を実現するためにも、コロナ禍にあっても財政規律を緩めることなくやってほしい」とあいさつをした。
本会議最終日の28日に、委員長報告をして採決を行う。