別府翔青高校2年生にガイダンス

大分大学経済学部の市原宏一さんが模擬授業を行った

 大分県立別府翔青高校(後藤秀徳校長)は「令和4年度2年進路ガイダンス」を22日午後2時10分、同校2年生などの各教室で開催され、普通・商業科2年生210人が参加した。
 生徒の進路に対する知見を広げるとともに、各大学・専門学校・仕事の特長を知ることによって自分たちの進路に対しての考えを深めることが目的。
 6限と7限で各15分野の模擬・職業・分野別体験授業が行われた。
 6限では5組で「経済」分野の模擬授業があり、大分大学経済学部の市原宏一さんが行った。
 経済学部は▽経済学科▽経営システム学科▽地域システム学科▽社会イノベーション学科―の4学科ある。
 その中でも社会イノベーション学科について「社会における新しい価値の創造(イノベーション)について幅広く学ぶ学科。具体的には、新商品やサービスの開発といった企業経営上の革新、地域活性化などの社会課題解決へ向けての民間手法の活用、複数企業の連携、公的サービスと企業・市民の協働について教育研究することをめざしている」と説明した。
 1年生を中心とした「ソーシャル・イノベーション創出実践ワークショップ」では、大分県異業種団体協議会や大分県産業科学技術センターなどから外部講師を招き、県内の中小企業が抱える課題やものづくりの現場における実践的な取り組みを提示してもらい、グループワークで分析する。2年次の「サービス現場のフィールドワーク」では、地域に関わるテーマについてアイデアをまとめてプレゼンする。
 このほか、立命館アジア太平洋大学、別府大学、別府溝部学園短期大学、福岡女学院大学などから講師が来て、語学・国際、教育、栄養、心理などについて学んだ。