60代以上7人が死亡

 大分県と大分市は27日、3535人に対してPCR等検査を行い、177人の陽性を確認した。
 26日から全国一律で全数届出が見直され、この日公表された人数は、医療機関と自治体が感染者数を共有するためのシステムに26日登録された件数のみとなっているため、一時的に少ない件数になっている。28日発表分からは、メールなどで保健所に報告された人数も含まれる。
 年代別では、10代32人、30代と40代各31人、20代20人、50代17人、5~9歳13人、1~4歳と70代各8人、60代6人、60代4人、80代3人、0歳と90歳以上各2人となっている。経路別は今回から公表されない。
 県内で療養中だった60代1人、70代2人、80歳3人、90歳以上1人が亡くなり、県内の死者は359人となった。
 市町村別の発表は、発生届出対象者(65歳以上、65歳未満で入院を必要とする人、基礎疾患があり治療薬の投与等が必要な人、妊婦)のみとなった。対象者は93人で、別府市は11人だった。全数届出が見直されたことで、感染状況の内訳が把握できなくなったため、別府市では、これまで発表してきた年代別の感染者数の発表を取りやめた。