別府西中学校生らがチラシなど配付

別府西中生徒会の執行部がチラシなどを配付

 マナーアップ活動協力校の別府市立別府西中学校、別府地区少年警察ボランティア協会、別府市防犯協会連合会、別府警察署は共同で「特殊詐欺被害未然防止広報活動」を6日午後3時30分、マックスバリュ別府上原店で実施した。別府西中生徒会執行部9人(3年生8人、2年生1人)、別府地区少年警察ボランティア協会の少年補導員2人、市防犯協会連合会1人、別府警察署生活安全課員3人が参加した。チラシ(2種類)とティッシュ500組を配付した。
 後藤省吾別府署生活安全課長が「特殊詐欺の被害が多いということは、だまされる人が多いということ。チラシを『見てください』と言いながら渡してください」とあいさつ。
 2カ所の出入口に分かれて、生徒や別府署員が買い物客に「特殊詐欺被害が多くなっています。気をつけてください」といいながらチラシとティッシュを手渡した。
 受け取った人は「ありがとう。気をつけるよ」と話していた。
 坂本愛子別府西中生徒会長(14)=3年=は「最初は緊張しましたが、もらってくれる人が多かったです。貴重な経験をしました。詐欺に引っかからないようにと願いを込めました。年齢に関係なく誰でも詐欺に引っかかると思うので、怪しいと思ったら警察に相談してほしい」と述べた。
 別府西中学校では年1回、SNSの利用方法や特殊詐欺の被害防止などの携帯安全教室を開催している。