別府に「天使の両翼」

西田陽一実行委員長、松崎智一副市長ら4人がボタンを押した
日没から午後11時まで姿を表す「天使の両翼」

 混浴温泉世界実行委員会(西田陽一実行委員長)は新プロジェクト「オルタナティブ・ステート」の点灯式を7日午後6時30分、海門寺公園で行った。
 国際的なアーティストのサルキス氏の作品「レ・ザンジュ・デ・ベップ(別府の天使)」は、JR別府駅から近いホテル「AMANEK Inn Beppu」の屋上看板(横7・13㍍、高さ5・317㍍)に、虹色の有機的な光の線(LED)によって描かれた天使の両翼が設置される。夜間(日没から午後11時ごろまで)のみ姿を現す作品は、アーティスト自身の呼吸のリズムをもとにした間隔の8秒ごとに明滅を繰り返す。
 点灯式では、西田実行委員長が「点灯式に多くの人に訪れていただき、ありがとうございます。念願の長期的に残る作品を展示します。これから4年間で8作品ができあがります。皆さんの縁をいただき、サルキス氏に快諾をいただきました。新しい別府のシンボルができたことをうれしく思います」、松崎智一副市長、丸山大貴アマネク別府ゆらり/アマネクイン別府支配人、山出淳也混浴温泉世界実行委員会総合プロデューサーがそれぞれあいさつした。
 続いて4人がボタンを押して「天使の両翼」が別府の空に浮かび上がった。
 見ていた人たちは点灯すると歓声を挙げ、スマホなどで撮影していた。