子育て支援ビジター養成講座

家庭を訪問して子育てを支援する「ビジター」の要請講座がスタートした

 子育て等に困っている人の家庭へ訪問し、支援を行う「ホームビジター」の令和4年度養成講座が11日午前9時15分、市公会堂で行われた。新型コロナウイルスの感染予防対策のため、受講者を少人数にして行っており、今年度は2人が受講。
 ホームビジターは、ホームスタート・にじのひろば(村田広子代表)が別府市から委託されて行っている、ホームスタート事業で訪問ボランティアを行う人。ホームスタートは、イギリスのレスターで1973年に始り、世界中で活動が行われている。別府市内には、現在41人のビジターが活動をしている。
 開講式で、村田代表が「12月で10周年を迎え、多くの子育て家庭を訪問しています。この事業は、ビジターがいないと活動が出来ません。それぞれの経験を通して活動をしてもらっています。アンケートに『コロナ禍で気になるが、子育てに困っている家庭があると行ってあげたいという気持ちが先に立つ』とあり、ありがたい。最後までよろしくお願いします」とあいさつ。
 来賓の中西郁夫別府市子育て支援課長があいさつ。引き続き、第1回講座を開き、ホームスタート事業全般について、村田代表から話を聞いた。今後は、11月まで全15回の講座が行われ、子どもへの理解、価値観の多様性、訪問活動のポイント、傾聴と協働の実践などを学ぶ。