別府市議会が3年ぶり対話集会

3年ぶりに市民との対話集会を開催した

 別府市議会(市原隆生議長)は26日午前10時、公会堂で令和4年度「市民と議会の対話集会」を開いた。広報公聴委員会のメンバー8人が参加。
 新型コロナウイルスの影響で2年間、中止となっていた。広報公聴委員会を皮切りに、3つの常任委員会ごとにテーマを決めて開く予定。
 今回は、「ベビーファースト宣言について」をテーマに、公益社団法人日本青年会議所九州地区大分ブロック協議会、大分県屋台組合、別府商店街連合会の14人が出席した。
 小野正明副議長が「平成25年にはじまり、いろんな団体や学生と対話をしてきましたが、コロナ禍で中止となり、3年ぶりの再開となりました。キタンのない意見を聴かせてください」とあいさつ。
 森大輔議員が市議会の仕組みについて説明。青年会議所の堀雄太朗ビジョナリーOITA創出委員長が「ベビーファースト宣言」について説明をし、意見交換をした。参加者からは「お茶出しを女性がする、という感覚を変えていくことが大事」「子どもがいると、入店を断れるケースがある。キッズスペースがあったり、おむつ台があるなど、子育て世代が気軽に使える情報が簡単に探せれば」「一時預かりが利用する1カ月前に申し込まなければならず、緊急の時やリフレッシュしたい時に利用できない。もっとそういう所を増やしてもらいたい」などの意見が出た。
 安部委員長が「皆さんからの意見を、まとめ、市長にも提出する。一時預かり所のあり方など気づかされたことがある。ホームページにも掲載します。今後も、遠慮なく意見をいただきたい」と話した。
 参加者を代表して、仲浩太郎日本青年会議所九州地区大分ブロック協議会長が「市民の声を議会の皆さんに聞いてもらいたかった。良い機会だったと思います。オンラインなどでも、回数を増やしてもらい、市民に寄り添ってもらいたい」と述べた。最後に、穴井宏二副委員長が「率直な意見が聞けて良かった。意見を政策につなげられるように、議会で取り上げていきたい」とあいさつをした。