別府出身近藤選手の引退試合も

長野市長に近藤選手(右から2人目)の引退と「魂動」の開催を報告

 別府市元町のムエタイジム「BRAVELY GYM」(伴政和代表)と別府ビーコンプラザ主催の「第9回KODOー魂動ー」が27日、ビーコンプラザで開催されることを受けて、伴代表ら関係者が長野恭紘別府市長を表敬訪問した。
 今回の試合で、近藤伸俊選手が引退することも報告された。近藤選手は、別府市出身で伴代表とは同級生。元々ボクシングをしていたが、2009年に伴代表がジムを開くのを受けて、ムエタイに転向し、WPMF世界スーパーライト級暫定王者になるなど活躍した。最後の相手は、超攻撃型のスアレック・ルークカムイ選手。
 試合は、第1部アマチュアの部が午前10時15分開始、第2部のプロが午後2時45分から行われる。チケットは、チケットぴあPコード853ー983。有料ライブ配信チケットも販売。
 市役所には、伴代表、近藤選手、平井将歳選手、トレーナーでもあるプランダム選手が訪れた。伴代表は「これまで、看板選手として活躍してきたノブの引退試合になります。引退試合は、エキシビションマッチになることが多いのですが、最後まで試合でということになりました。是非、応援してもらいたい」とあいさつ。近藤選手は「試合に向けては、いつも通りの精神状態で臨んでいる。地元で引退試合が出来るのですが、初めて試合をみる人も多いと思います。今まで活動してきたことをみんなに伝えたい」と話した。
 長野市長は「最後まで応援したい」とエールを送った。