来年春に行われる大分県知事選挙に、大分市長の佐藤樹一郎氏が11日、出馬を表明した。
佐藤氏は、市長としての経験を生かして「市町村の悩みや、県に何を望むのかよく分かるので、経験を役立たせたい」とし、広瀬県政を「継続し、さらに発展させる」と話した。無所属で立候補をする予定。
佐藤氏は大分市出身で、東京大学経済学部を卒業し、通商産業省(現在の経済産業省)に入省。平成27年に大分市長選挙に出馬し、初当選。現在、2期目。
県知事選挙には、すでに参議院議員の安達澄氏(52)が立候補を表明しており、他にも立候補を検討する動きがあり、動きが活発になっている。