別府市交通安全功労者の表彰式

優良運転者表彰の伝達を受けた三代さん(前列左)、古田さん(中央)、
亀の井バス(株)の川下英次郎代表取締役社長(右)

 別府市交通安全対策協議会(会長、長野恭紘別府市長)は令和4年「交通安全功労者(優良運転者)表彰式」を10月31日午前11時、別府市役所で行い、長野市長、小林一成別府警察署長、田辺裕・別府市市民福祉部長、受賞者を代表して3人が出席した。
 表彰式に先立ち、交通事故で尊い命を亡くした犠牲者に対し、黙とうを捧げた。
 九州管区警察局長・九州交通安全協会長連名の表彰は三代隆也さん(82)、全日本交通安全協会表彰(交通栄誉賞「緑十字銅章」)の古田茂義さん(74)、別府市交通安全対策協議会功労団体賞の亀の井バス(株)にそれぞれ表彰状が伝達された。
 市交通安全対策協議会長の長野市長は「これからも他の人の模範となっていただいて、安全安心のまちづくりのためにご尽力いただければ幸いです。事故の被害者、加害者ともに不幸です。別府市からは事故ゼロ、そして犠牲者が無くなるようにしっかりと啓発活動に力を入れていきたいと思っています」とあいさつした。
 記念撮影後、2人と1社(出席は川下英次郎代表取締役社長)と長野市長、小林署長、田辺部長と歓談して、表彰式を終えた。
 その際、三代さんは「車を運転する際は、余裕を持ってハンドルを握るようにしています。信号の無い横断歩道で人がいたら、停止しています。そして、左右の確認をしています」。
 古田さんは「今後も、運転に集中する、急がない、交差点では十分に気をつけるという3点を念頭に運転しています」。
 川下代表取締役社長は「先輩たちから引き継いで、毎月20日に市内6カ所の横断歩道で歩行者の安全確保と横断誘導を行ってきました。微力ながらこれからも行っていきます」とそれぞれ述べた。
 その他の交通安全功労者(優良運転者)表彰の受賞者は、次のとおり。(敬称略)
 ▽九州管区警察局長・九州交通安全協会長表彰=植村義行、田尾光則、三代隆也▽交通栄誉賞(緑十字銅章)=荒金忠彦、梶原哲雄、友永一秀、原田邦博、古田茂義、大野順子、工藤政男、畑中弘道、深田みゆき▽大分県警察本部長・大分県交通安全協会長表彰(優良運転者50年)=植原幹雄、神野弘美、山下久司、吉田きみよ▽同(40年)=安東計司、佐藤純治▽同(30年)=花原勝利▽同(20年)=小和田律子、湯本美佐子▽別府警察署長・交通安全協会別府支部長表彰(15年)=甲斐正宣、行量礼晃▽同(10年)=釘宮充子、本田久司、松尾孝子▽同(交通安全功労者)=大鍛冶光子、佐藤喜義、松川章三、田原日出夫、熊野秀之▽交通安全対策協議会長表彰(交通安全功労団体)=亀の井バス株式会社