コロナ禍における取組等

別府商工会議所の西謙二会頭らと意見を交換した

 別府市議会(市原隆生議長)は、令和4年度の市民と議会との対話集会を14日午前9時、別府商工会議所で行った。観光建設水道委員会(三重忠昭委員長)7人と別府商工会議所役員ら7人が参加した。
 今回のテーマは「コロナ禍における商工会議所の取組・今後の展望について」。
 市原議長が「新型コロナの影響で2年間、できない状況でした。皆さんの声を市政に届ける場にします。経済界の皆さんから勉強させていただきます」。
 西謙二会頭は「別府商工会議所は、別府の中の一番大きな経済団体と思っています。このような縁を築いていければいい」とそれぞれあいさつ。
 倉原浩志専務理事が商工会議所の仕組みなどについて説明した。参加者全員が自己紹介を行った。
 意見交換では「建築資材の調達は厳しい。エレベーター、サッシなどが値上がりしているので、受注したら早く発注する。市の入札では、従来通りの分離発注にするため、入札価格が高止まりになる。どの業界もそうですが、資材不足、人手不足がある」「居酒屋で飲んで、二次会でまた居酒屋に行く。居酒屋はいいのですが、ナイトが非常に厳しい」などの意見が出た。
 市原議長、小野正明副議長、三重委員長、野口哲男、松川章三、日名子敦子4議員が商工会議所の質問に答えたり、質問を行った。
 最後に、小野副議長が「皆さんは個々の会社の経営者でありながら、別府市全体の経済のことを考えていることに敬意を表します。今回いただいた貴重な意見を、今後の議会活動に活かしていきます。具体的な意見をいただければ、我々は議会で声を大にして訴えていきます」とあいさつをして締めくくった。