別府市は23日、ウクライナからの避難者1人が到着したと発表した。
避難者は50代の女性で、ハルキウ出身。避難先のポーランドから別府入りした。
24日午前中に市役所で今後の支援等スケジュールについての説明、各種手続きを開始を行った。
女性は「ハルキウから行先もわからない列車に飛び乗り、長時間移動し、ウクライナ北部に避難していた。また、ポーランドへは徒歩で避難した。避難中は十分に食べることができず、環境のよくない場所で過ごしていたので、健康(体調)面を気にしている」と話している。1日1食、スープだけのときもあったという。
日本に到着後は「空港、ホテルなどで、日本人の皆さんが親切で暖かく接してくれて、感動したと同時に、予想以上の支援で、大変感謝している。まずは日本語を習い、日本の文化や習慣を理解したい」と話しているという。
ロシアのウクライナ侵攻は現在も行われており、別府市では4月以降、避難者25人受け入れている。学校に行ったり、働き先を見つけて就労している人もいて、別府市民として安全安心に生活を送っている。