来年春に行われる、大分県知事選挙に立候補を予定している、安達澄参議院議員(52)が28日午後2時、大分市内で記者会見を開き、正式に立候補を表明した。
はじめに、任期途中での立候補について、「3年4カ月前の選挙で初当選をさせていただき、県民から大変多くの票をちょうだいして、今の立場がある。県民、組織に支えられての立場というのは、重々承知している。現場や地方を大事にする気持ちはブレておらず、一方で、国会議員としての活動も充実しているが、広瀬知事が引退を表明し、新しいリーダーが決まっていくタイミングで間近で一生懸命頑張っている人、困っている人に寄り添って仕事がしたい。自分の仕事のすべてが大分県のためになることをやりたい。思いはふるさと、大分にある」と出馬を決めた気持ちについて話した。
「広瀬知事は偉大なリーダーであり、同じことは出来ないが、民間の経験を活かして、広瀬県政を継承していきたい」とした。その上で「着眼大局として、大分県を日本一のひとづくりの県にしたい。着手小局としては、徹底的に現場主義にこだわる」と述べた。
政策として▽子どもの方を向いた教育づくり▽農林水産業の基盤強化▽産業の育成、経済の発展▽防災・減災、県土強靭化、危機管理▽文化・芸術、スポーツの振興▽福祉の充実、共生社会・男女共同参画社会の実現ーの6項目を掲げた。
他の候補との違い、強みについて聞かれ「明らかな違いは、民間での経験。現場主義、お客様の方に向くことを叩きこまれている。スピード感や時代が変わった時に修正しいく力だと思う」と述べた。現在のところ、どの政党や団体にからも推薦等は受けていないという。