大分県教育委員会は11月25日を「やさしい日本語」の日と独自に制定。記念として27日午後1時半、別府市の野口ふれあい交流センターで「やさしい日本語発見交流会inべっぷ」を開催した。
別府市には、立命館アジア太平洋大学をはじめとして、100を超える国と地域からの留学生らが生活している。「やさしい日本語」は、漢字や日本独特の言い回しが難しい外国籍の人に分かりやすく伝えるもので、それによって、日本人にとっても伝わりやすくなる。
はじめに、愉海亭ぜんごさんと豊後亭わらびさんが分かりやすい日本語を使って、落語を披露。会場を沸かせた。また、どう言った方が分かりやすいかというクイズをしたり、ドイツ、ウズベキスタン、インド、フィリピンなどの学生が自分の国を分かりやすい日本で紹介。別府に居ながら「世界旅行」を楽しんだ。