日出町の若宮八幡神社(小石護久宮司)で7日午後3時、令和5年「干支大絵馬」奉納式が執り行われた。
同神社には、宝永5年に日出藩第3代藩主・木下俊長公が寄進した絵馬殿であるが、絵馬は残されていない状態だった。そのため、平成27年の「未」年から日出町立日出中学校の美術部に頼んで、絵馬の原画を描いてもらっている。
美術部から12点の作品が寄せられ、総代会で審査をした結果、2年生の是松杏佳さん(13)の親子のウサギが寄り添った絵が選ばれた。
令和5年癸卯年干支絵馬奉納清祓式が執り行われ、総代会や是松さんが出席した。河村公司総代会長が「ウサギの目が良いと、全員一致で選びました。卯年は飛躍の年と言われています。これまで以上の飛躍の年になりますように願っています」とあいさつをした。
是松さんは「2匹のバランスと色に苦労しました。幸せな年になってほしいです」と話した。
絵馬は横135㌢、縦100㌢で、拝殿前に設置されている。過去の絵馬についも、絵馬殿で見ることが出来る。