別府ロープウェイが総合防災訓練

ゴンドラからの脱出訓練などが行われた

 別府ロープウェイ株式会社(宗藤洋代表取締役社長)は13日午前9時、令和4年度の総合防災訓練を実施。社員や別府市消防本部、地元の消防団から約50人が参加した。
 鶴見岳の火山活動で地震が発生。高原駅前の社員食堂から出火し、1人が取り残された。また、ロープウェイの機械装置が故障し、ゴンドラが地上約35㍍地点で停止し、2人が取り残されているーとの想定で行われた。
 火災発生と同時に職員が消火器で初期消火活動を行うと共に、お客を安全な場所へ避難誘導した。消防車が到着し、放水を行い、救助隊が取り残された人を救助。ゴンドラからの脱出訓練もスムーズに行われた。