杵築市が10大ニュース発表

地元住民が事業を引き継いだ、
大田地区にある唯一のガソリンスタンド

 杵築市の永松悟市長は19日、定例記者会見を開いて、令和4年の杵築市10大ニュースを発表した。
 ▽地域唯一のガソリンスタンドを地域住民が継承(2月1日)=経営者の高齢化で閉店する予定だった大田村地域唯一のガソリンスタンドを住民自治協議会を主体として設立した「合同会社おおいた夢楽」が引き継ぎ、経営をスタート▽地域公民館のコミュニティセンター化(4月1日)=8地区公民館をコミュニティセンター化して、10地区の地域活動拠点に。住民票、印鑑登録証明書、税務照明の発行も可能に。
 ▽奈狩江地区住民自治協議会が「海岸功労者表彰」受賞(3月30日)=「みんなで守ろう地元の海岸」を目的に、清掃活動や松林の植樹・間伐、地元小学生の体験学習などを実施した功績が讃えられた▽「杵築市教育立市宣言」から10周年を迎え、取組の成果が実る(4月1日)=地域ぐるみで教育に取り組む体制の構築を行い、学力では全国調査で小・中学校ともに全国平均を上回った。
 ▽LINEを活用した新たな情報発信を開始(4月28日)=必要な情報をいち早く提供するため、公式ウェブサイトと連携。15日現在で1152件の登録
▽杵築ど~んとテレビ制作「おかえりの唄」イメージビデオが、ケーブルアワード2022第15回ベストプロモーション大賞「準グランプリ」を受賞(7月28日)。
 ▽健全な行財政運営に向けて更に前進(8月)=「未来戦略推進プラン」のもと、持続可能な財政構造の確立に向けた取り組みを進めている▽杵築中学校剣道部女子が全国大会優勝を成し遂げ、市長賞詞を受賞(10月29日)=8月に北海道釧路市で開催された全国大会で女子団体で優勝した。
 ▽山香在住の坪井達史さんが市民栄誉賞を受賞(11月19日)=永年、JICA稲作上級技術アドバイザーとして、主にアフリカで乾燥した土地でも育つ「ネリカラ米」の普及に努めた功績を讃えた▽杵築市と大分県建築士会が県内で初めて包括的連携協定を結び、市内の歴史的建造物を活かしたまちづくりを推進(11月25日)。